チャ蘭ポ蘭日記

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5月31日(月)雨のち曇り
 今日は会社の決算日である。EXCELで在庫など約2週間で仕上げてしまわなければならない。
蘭関係も半分疎かになってしまうが第3土日の山上げがひかえている。1年間で一番ハードな月といえよう。
昨日の運動会の疲れか温室に入ってもボーとしていてなんかやる気がしない。
バルボ・マクランサムアルバ「N・N」が咲いている。過去2回咲いているが撮る機会に恵まれていない。
今回も内側に向いて咲いているため写真に撮ろうか迷っている。栽培者に似て捻くれているのか?

5月30日(日)晴れのち曇り
 今日は小学校の運動会である。浜松の小学校は毎年この時期に運動会を行なうのである。
娘が5年生で息子が2年生である。今日はカメラを持って親としての務めを果たさなければいけないのだ。!
暑いし、見ているだけだが疲れるものだ。他のお父さんたちとあっちに移動、今度はこっちへと。
こういう時は望遠があまり利かないためこのデジカメもしょぼく思える。でも年1回のために1眼レフデジカメ買うわけにもいかんしな〜。
明日も天気は良くないようだ。水でも遣るか〜。

5月29日(土)晴れ
 月末に近くなってくるとUP用の花を探すのだが、なかなか見つからない。葉の影に咲いているものはないかとバルボが詰めてある棚を一鉢づつ降ろしてためすがえす眺めるものの咲いてない。今月は前半が多かった分、後半は少ないのもしかたないところか!あ〜、植え替えしなくていけないものがここにもあるな〜。

5月28日(金)晴れ
 朝、白の3号プラ鉢を探した。ちょっと古いがま〜テストなのでこれでいいだろう。会社に持っていって底を切り取らなければ・・・しかしお昼休みは忙しくやっている暇がなかった。
フラグミ・ベッセーフラバム「アツギ」xセルフに花芽がきていた。これは2年程前に師匠の松島さんから購入したものである。もう1つベッセーフラバム「アツギ」xセルフを持っていたのだが、「君のはセルフのセルフだろう。これは第1回目のセルフだよ。」と言われてしまった。「第1回目のセルフ」と「セルフのセルフ」とはたしてどのぐらい違うのかという興味本位で2つ持つことになった。2つ咲いてみないと花の違いは比較できないが、育て始めるのが早い分第1回目のセルフの方が早く花が来るのは当然ではあるが・・・
 フラグミは他にベッセー3つ、ダレッサンドロイ1つ、フィッシェリー2つ持っている。ベッセー3つ、フィッシェリー2つは多いと思われるだろうが、このうちベッセー2つ、フィッシェリー2つは今年の名古屋蘭展でジェネラに4つで1万円で押し付けられたものである。フィッシェリー1つでも70ドルするのだから買い得といえば買い得なのだが要らなかったような気もする。ま〜いいか。みなさんもっと高く買っていたし・・・
  今日は植え替えをやった。プレウロ・SP、スペシオサの2つだけである。
プレウロ・スペシオサは大型でレストレピオイデスに似た花を付けるが花も一回り大きく黒い斑がこれまたいい。
引っこ抜けなかったので鉢を割ったのだが、中は根がびっしりと回っていた。このままいじらずに3.5号から4号の素焼き鉢に鉢増しした。
プレウロ・SPも2号から2.5号素焼き鉢に鉢増しするだけで済んだ。
プレウロ・エクセルサも根がびっしり回っているが、新芽を2本折ったばかりだし、あと1本伸びてきているがまた折ってはいけないので秋にすることにした。
 OCNからADSLにしませんかと電話があった。現在ISDNなのだがやはり自宅のBフレッツと比べてしまいイライラしてしまうことが多々ある。これを機会にADSL24メガに変えることにした。6月中には切り替わるのではないかと思う。

5月27日(木)晴れ
 今日は水遣りをしただけで終わってしまった。
3月の名古屋蘭展が終わってからず〜っと悩んでいた問題が1つあった。
ジェネラで購入したマスデ・カエシア(シーザー?)である。マクルーラに匹敵するほど大きな花らしいので購入したのだが、ややクールタイプで逆さまにして栽培すると他のHPに書いてある。
とりあえず素焼き鉢に水苔植えで逆さまに吊ってあるのだが、いささか乾きすぎる。
最初はクールタイプゆえ気化熱で温度も下がり丁度いいかなと安易に考えていたのだが天気のよい日は毎日のように朝、水に漬けなければならい。ズボラな私にとってこれはかなり面倒くさい。何かよい方法はないかと考えていたのである。雨の日は水を遣らなくても濡れて、晴れていても2〜3日大丈夫。こうなっていないと山上げ期間中、心配である。水不足で枯れちゃ困るからね〜。
でも昨日ふと気がついた。素焼き鉢をやめてプラ鉢の底を全て抜いて逆さに植えればいいのじゃないかと。
あまりに素焼き鉢で気化させ冷やすことに固執していすぎたか?上は広くて充分雨を吸い込むし、開いているので気化もするので根もなんとか冷えるであろう。水苔ごとすっぽり抜け落ちることもないし・・・
明日早速白のプラ鉢で作ってみよ〜っと。

5月26日(水)晴れ
 やっと後手後手にまわっていた日記になんとか追いつくことができた。これじゃ回想録になってしまうという焦りがあったのも事実である。しかし題がチャ蘭ポ蘭日記なので多少チャランポランでも許していただこう。
さて水を遣らなければいけないのだが、5月に咲いた花の後半分も写真に撮らなければいけない。
フラグミだけ水を遣ってあとは明日することにした。
20Wの蛍光灯だけではさすがに咲いている花を探すのに一苦労する。地味で影でひっそり咲いているものがただでさえ多いのだ。今回はちょっと反則だが浜松蘭友会で買ってきたものも3つほどUPすることにした。許してね。
しかし暑い日が続く。夜も温室の窓は開け放しになった。花の命は短くて・・・がなおさら短くなってしまう。
3〜5日で萎れてしまうものも多い。シャッターチャンスは少ないのだ。

5月25日(火)晴れ
 近頃の雨ばかり続いた後の晴れで体調を崩してしまった。頭が重い。
薬を飲んで早めに寝ることにした。

5月24日(月)晴れ
 バルボ・アリシオサムが鉢から飛び出ていることおびただしい。いつものように鉢底ネットで作った筒に括り付けた。
そろそろ水を遣らなければいけない。ま〜明日だな〜。

5月23日(日)
 午後1時から浜松蘭友会がユタカ緑地公園でおこなわれた。家内と子供たちは修善寺サイクルセンターに朝から出かけているし、雨も結構ひどく降っているため仕事もできないので大手を振って参加できる。
最初に会長からメイ・ワン蘭展の反省と次回10月末に再びメイ・ワンで蘭展を開催する予定が話された。
これで10月末、1月やまはるさん、2月豊橋丸栄と3回蘭展がおこなわれることになる。こりゃ忙しくなるな〜。
次に浜松蘭友会秋の旅行について話があった。9月の第4日曜日ということで先にバスを押さえておかなければいけないらしい。まず行くことは確定し、次はどこへ行くかである。東はHIFとハタオーキッドが候補で西はワカヤマオーキッドが候補にあげられた。去年は西の五島園芸へ行ったらしく、多数決で東に行くことになった。
私は果たして行くことができるであろうか????
人気投票を終え交換会に移ることに。
司会というか進行役というか競り子は師匠の松島さんが行なう。松島さんは豊橋蘭友会でも競り子を行なっているベテランである。簡単なウンチクを述べながら捌いていく。大体誰が何を欲しいのかわかっているらしく、ゲテなど出て来ようものなら私ともう1人しか見ていないくらいである。もう1人の方は池端さんといい私の会社から歩いて10分ぐらいのところに家と温室があり、顔なじみである。隣にちょうど座っていたので松島さんはここだけ見ていればよかったほどであった。
今回の収穫は3つ。
 マスデ・エドワリー(天野氏に戴いた。)
 スカホセファラム
 ステリス・SP
交換会の途中で豊橋蘭友会にも所属(会長)している佐藤将門さんに声をかけていただいた。
私のHPを見て、労いの言葉をかけてくれたのだ。こういう一言がありがたく、また頑張らなければという気持ちになる。「豊橋の会にももっと出席してね。」と言われてしまった。
出たいのは山々なのだがこういう日でないと浜松さえ出れない状況だ。なんとか無理してでも出たいな〜。
4時半ごろ会が終わったので何年かぶりに池端さんの温室へお邪魔した。
古い温室を取り壊し、100坪ほどの新しい温室を建て替えたばかりである。羨ましい〜。
今植え替えの真っ最中で半分もやってないと言っていたが鉢数がとんでもなく多い。これだけあると同じ品種を買ってきてしまうそうである。本人曰く「名前が同じでもラベル違いがあり全然違う花が咲くからあまり気にしてないよ。」
実に太っ腹というかおおらかな人である。
家に帰り植え替えをと思うが、水苔がちょうど戻してなかったので明日やることにする。

5月22日(土)曇りのち小雨
 午後4時ごろから植え替えを始めた。今日はやる気満々である。
プレウロタリス・ヘミローダ
          シュバインフルシー
レストレピア・ヘムスレイアナ
ソフロニティス・セルヌア(これは知人石川氏が分けて欲しいといわれていたので2つに分けた。)
バルボフィラム・バービゲラム
          マクランサム・アルバ「N.N」
          フルティラリフローラム
フルティラリフローラムはこの間阿部洋蘭園で個体違いで2鉢購入したものだが、ひとつは鉢増しですんだ。
しかしもうひとつは4バルブ、約12cmほど鉢から飛び出している状態だった。鉢に植え替えるわけにもいかず、鉢底ネットで筒を作り、底に水苔、中はバークと軽石のミックスコンポストで上からまた水苔で蓋をしたものにくくり付けることにした。バルボはすぐに鉢からはみ出てきて植え替えに一苦労するので最近はこの方法をとっている。
こうすれば360度使え4〜5年は手付かずで済むのだ。(その後は?そりゃその時にまた考えよう)
またこの方法はネットで公開します。

5月21日(金)
 今日も植え替えをしなければならない。何年か前にK園芸で買ったC.ワルケリアナ・ケニーを株分け植え替えすることにした。この株は3バルブぐらい鉢からはみ出ると切っては増やし切っては増やした大元の株である。まだ2リード出ているので2つに分けることにする。要領は先日のカーメラと同じである。
バルボ・エキノラビュームが完全に開花した。どうもフラットにならず後ろへ反り返ってしまっている。この個体ははずれか?よく見ると次の蕾ができている。咲きあがっていくタイプのようだ。次の花に期待しよう。(ま〜同じだと思うけれど)日曜日にでも写真に撮っておこう。

5月20日(木)
 夕方松島さんの代理でバルボ・アルファーキアナム2つとプレウロ・ディレマ2つを1500円で入札する。
現在最高値であるがこれも時間の問題であろう。
家に帰り10時ごろ再びみてみるとディレマは2000円以上になっている。ジェネラのプライスリストでも28ドルするのだから当然といえば当然か!しかしバルボ・アルファーキアナム2つはまだ1600円である。
100円差で取られては松島さんも悔しかろうと思い、携帯へ電話をかける。
「今1600円だけどどうする?」
「それじゃ1700円!これ以上ならいらない。ディレマは?」
「もう2000円以上になっています。」
「そうだよな〜。それじゃしょうがないな〜。じゃ頼むね。」
「は〜い」
やはりというか、入れると直ぐ1800円に。
松島さんは1700円と言ったけれどこれっきりではいくらなんでも安すぎる。出品者も知っている人だらからもう少し吊り上げてやるとするか〜。でも自分のところに落ちてきても困るし・・・
ま〜2000円ぐらいまでなら絶対大丈夫だろう。3000円ぐらいまで引っ張ってやりたいところだが止めておこう。
2000円で入れると直ぐに2100円に。やーめた。
結局2100円まで上がってその人が落札した。
もう寝よ〜っと。


5月19日(水)
 7時に家に帰ろうとすると携帯が鳴った。また家内から早く帰って来いコールかと思って出てみると師匠の松島さんからであった。
「ちょっと頼みがあるんだけどいまどこ?」
「会社」
「ちょっとオークション見て」
「ひょっとしてバルボとプレウロ?」
「そうそう」
昨日からヤフーオークションにまたしてもバルボ・アルファーキアナム2つとプレウロ・ディレマ2つが出ているのである。
「どれが欲しいの?」
「4つ全部。昨日からず〜と1000円なんだよ。」
「締め切りは明日の夜10時過ぎじゃないですか!これから上がりますよ。」
「4つ入れといて。」
「上限は?」
「花が未確認だから高くは入れれない。そうだな1500円までで」
「じゃ明日の夕方いれときます。」
「ここはワルケが異常に高いな〜。みんなよく買うよ。」
「ほんと!今度ここにだしてみようかな?」(笑い)
しかしまず1500円では落ちないでしょう。この間だって高かったんだから。

5月18日(火)
 バルボ・エキノラビュームが開いてきた。やや展開が悪いような感じだ。もう少し様子をみることにする。
そんなに臭いはきつくはない。昼間に臭うものと夜臭うものがあるからわからないが、これは夜臭うものではないのかもしれない。それとも私の鼻がバカなのか?
なんとかがんばって5月に咲いた花の更新作業を終えUPしてしまった。あ〜しんど!

5月17日(月)
 今日はマスデ・マクルーラ「エルム・ゴールド」とC.ワルケリアナ「カーメラ」を植え替えることにした。
マスデ・マクルーラ「エルム・ゴールド」は師匠の松島さんに去年分けていただいたものだが、北海道のえるむ花園で買ってきた普通種のマクルーラと比べて育ちが悪い。個体名が付いているから育てづらいのであろうか?そもそも同じ種なのに個体名が付いているものはある程度の変異種(たとえば3Nやアルバ)である可能性が強い。
これらは育てづらく、また増えにくいので貴重品であり、値段もお高いのであるが・・・
でも今回は鉢を換えてみることにした。今まではプラ鉢であったのだが、普通種は素焼き鉢で植えてあるためこちらのほうが合っているかもしれないと思ったからである。
まずプラ鉢から引っこ抜き素焼き鉢の大きさを確認する。3,5号ならいいだろう。素焼き鉢の底に防虫ネットを敷く。
水苔はまだ傷んでいないためこのまま使用することにした。
プラ鉢の時より浅くなるため下の水苔を少し取り、ウォータースペースを1cmぐらい空くように押し込んでおく。札を入れて完成。
 次はC.ワルケリアナ「カーメラ」だ。2リード・8バルブで3.5号素焼き鉢に植わっているが、2リードとも鉢からはみ出ている状態だ。そろそろ新根も動き出すころであるから植え替え時である。カトレア系統は鉢の中で根が引っ付いていて無理に取ろうとすると根まで剥けてしまうため、ペンチで鉢を叩き割り剥していく。
本来なら3バルブ1リードで2つに分けたいところだが3バルブ目が少々黒ずんでいるため、2バルブ1リードで2つに分けることにした。(3バルブあると株分けのショックも少なくて早く回復するんだけど2バルブだと回復にもう1年かかるし作落ちしやすい。弱い品種は枯れ死することも・・・)
2バルブのところで鋏をいれ横はそのまま下に向かって切断する。あとは手で引き剥がし3つに分け、傷んだバックバルブはゴミ箱に捨てる。残り2つの鉢の大きさを確認する。これから伸びるスペースを確保するとしても3号鉢で充分だろう。
素焼き鉢の底に防虫ネットを敷き軽石を1cmほど入れる。マスデなどやや湿り気味が好きな種には軽石は入れないがそれ以外のものには入れるようにしている。発泡スチロールを入れる人も多いようだが、ここ遠州は風が強く、鉢が軽いと吹っ飛んでしまうため少しでも重くしようという試みである。(あまりたいした違いはないのだが・・・)
また鉢の下に浅皿を置いているため根に直接水が浸からないようにするためでもある。
リード側に新しい水苔をたくさん巻き押し込めて完成。もう1つも同じようにして完成。
さ〜あとはまた明日することにしよう。

5月16日(日)
 5月分の咲いた花の写真を撮る。いつのまにかソフロ・コクシネアが咲いている。「今ごろ咲くか〜?」時期はずれもいいとこだ。天気も曇りや雨ばかりで気温も上がらない日が続いている。夜はたまに暖房も入っているくらいなので仕方ないか?
しかしたくさん咲いたものだ。更新作業が大変だ。
最下段はまだ乾いていないが上段はかなり乾いてきている。まだほとんど植え替えをやっていない。
乾きすぎていると鉢から抜きにくいばかりでなく根に水苔が引っ付いていて剥しずらい。少し水を遣っておくことにする。
バルボ・アルファーキアナムが宅急便で届いた。

5月8日(土)〜15日(土)
 チョコチョコ何かやっていたのだけれど記憶がない。

5月7日(金)
 そろそろ植え替えをしなくてはいけないのだがなんか気乗りしない。それでもな〜と思って拾い集めると結構あるではないか!よ〜し、やるか〜と見れば水苔が戻してない。今日は乾燥水苔を戻すだけしておく。
バルボ・エキノラビュームの蕾が大きくなってきた。今度こそ間違いない。臭いという話だがどのぐらい強烈な臭いなのだろうか?温室に入ったとたんゲッとくるような臭いだとも聞いているがはたして?
いつものようにPCの前に座りオークションで洋蘭を検索。マスデ・トライアンギュラリスが出ている。普通のトライアンギュラリスは持っているが、これは個体名が付いている。早速入札。2500円でゲット。また増えてしまうな〜。

5月6日(木)
 9時ごろNTTの人がモデムのドライバーを持ってきてくれた。これで会社のノートPCもネットに復帰することができた。今日から4月後半分の更新作業に取り掛かれる。
お昼休みに銀行へ行ってオークションで買ったバルボ・アルファキアナムの代金を振り込みに行く。
 5時過ぎに配達も終わりそのままトラックでやまはる園芸さんに向かう。駅ビルメイ・ワンの蘭展に出品したものを引き取りにいったのである。温室と温室の間の遮光ネットがかけてあるところにまとめて置いてあった。自分のものを出品表と照らし合わせてまとめてトラックに載せる。が来たからには何かないかと物色する。(悲しい性だね〜)
するとマスデ・フロリバンダがあった。ワームタイプで育てやすい種である。値段は1000円とお安い。早速ゲット。
家に帰ってもとあった場所に全て収めるが乾燥したビルの中に3日間あったのでかなり乾いている。
水を遣っておく。

5月5日(水) 曇り時々雨
 息子から「今日は子供の日だよ。僕の兜は?」と言われてしまった。実は出すのを忘れてしまったのである。
「ごめん。今日はもうしまう日なんだ。また来年出すから・・・」親失格である。
「午後から法多山(はったさん)に連れて行くからね。」と言ってごまかし、仕事へ。
法多山とは袋井にある遠州地区では有名なお寺である。正式な名前があるのだろうが標識にも法多山としか書いてなく、これで通っているようだ。小雨の中2時ごろ出発。なぜ雨の中お寺へ行くのかというと理由は厄落しのためである。どうも今年(特に4月になってから)悪いことが続きすぎるのだ。
 ・いつも飲んでいるコーヒーカップが割れた。
 ・フォークリフトから降りた拍子に左足首をくじいた。
 ・PCが2台とも不調になった。
 ・工場の扉が強風で煽りを受けガラスが割れた。(いつもはこのぐらいでは割れない)
 ・従業員がフォークリフトをシャッターにぶつけ、ひん曲げた。
 ・シャッターの支柱が風もないのに突然倒れて少し曲がった。(けが人はなかった。)
細かい事を書けばきりがないくらいである。交通事故にあう前にお祓いでもしておいたほうがいいと家内が言うので行くことに決めたのだが、今日は5時からメイ・ワン蘭展の搬出があるのだ。とてもその時間に帰って来れそうもないのでやまはるさんに頼んでおいた。
一路袋井を目指して行くのだが途中にはワールドカップ静岡会場「エコパ」がある。法多山はエコパのちょうど山の裏側にあるので道に迷うことはない。
小雨ということもあって駐車場はガラ空きだ。参拝道に一番近いところに車を停めることができた。
参拝道は砂利道の長いスロープが続き、あと一息というところから石段になっている。100段ほどであろうか、息が切れ、足もガクガクしたころにやっと境内に辿り着く。
お祓いをしてもらおうかと見ると最後の祈祷時間は過ぎてしまっていた。仕方なく護摩を焚いてもらいお札を買うことにした。子供たちがおみくじを引くというのでやらせてみたら娘は「小吉」、息子は「大吉」と私の運を全て吸い取っているかのようである。しかもおみくじ売り場のお坊さんが「今日は子供の日で凧を子供たちに抽選でプレゼントしています。あちらでやっているので行ってみてください。」とのたまう。
行くと「あと2つで終わりだよ。さ〜引いて。」まず息子が引く。すると「当たり」。娘が引くとまたまた「当たり」。
どうも時間も遅くなってきたので当たりしか入っていなかったみたいである。二人とも凧をゲットできてニコニコだが、ここのおみくじはどうも当たるようである。法多山の参拝道は往路と復路が少し違い、境内を降りると名物の団子屋さんがある。自動販売機で券を買うのだがそこに「カブトムシの幼虫さしあげます。1家族2匹入り1袋」と書いてある。
最後の1袋をもらい息子は上機嫌で団子をほおばっている。
凧とカブトムシの幼虫をもらい、美味しい団子も食べれて子供たちにとっては「よい子供の日」だったに違いない。
家に帰ってから今日は水を遣る。約1週間遣っていないのでカラカラだ。お待たせ〜
さてPCも直ったことだし、早速ネットの中へ。いつものところを一通り回り、ヤフーオークションへ。
するとバルボ・アルファキアナムが2つも出ているではないか!しかもあと少しで締め切りだ!
5000円と2500円とは安い。アルファキアナムは1つ持っているので個体違いを信じて入札することにした。
最後は高いほうは他の人に捕られてしまったが安いほうを3500円で落札できた。未開花株だとういことだが2つとも同じかもしれないので1つあれば充分だ。出品者は前と同じく知っている人だ。充分信用できる。
また変わったものがあったらお願いしますよ〜。

法多山山門

5月4日(火) 雨
 朝から車で浜松市中心部へ。市営駐車場へ車を停め、駅ビルメイ・ワンへ向かう。ところがどっこい、従業員専用入り口が見つからない。聞いておけばよかったと後悔するがしかたがない。おかげでビルを一回りしてしまった。
やっと入り口を見つけて中に入る。ここでパスを首にかけておく。警備室の前でやまはるさんの名前にチェックをいれ
そのまま進むと蘭展搬入と書いてある矢印があった。それに従い8階へ到着。まだ9時前である。誰も来ていない。
係りの人が来てだんだん照明をつけてくれた。やっと撮影ができる。そのうちやまはるさんの奥さんがみえた。
「渡邊さん、これ。」
そういって渡してくれたのは昨日頼んでおいた入賞者リストであった。がしかし奨励賞と愛蘭賞は人数しか書いてない!メモを一枚もらい写しては出品者と属名などを書いていく。一通り終わったのは11時であった。
いつもこれをやっているオーキッドウェブの高橋さんの大変さがよくわかるな〜。ましてや大型蘭展の人ごみの中でやっているんだから本当に頭が下がります。
家に帰ってからPCのOSの再インストールをする。全てのプログラムを入れ終えたのは晩であった。
夜、温室に入り内張りを取り外すことにした。まず南北(入り口と一番奥)を取り外す。次に東西(窓側)を巻き上げる。
ビニールの一番下はプラスチックの棒がパッカーで止めてあるのでそれを巻き上げていくのだが、外側は遮光ネットが張ってあるため内側から巻き上げていかなければならない。また窓と棚の間は5cmしかないため棚越しの作業となる。結局邪魔になる蘭を何鉢かどける事になるのだがこのとき悲劇はおきた。
プレウロタリス・エクセルサの新芽を折ってしまったのである。しかも2本!泣くに泣けんな〜・・・
とにかくなんとか内張りを全て巻き上げることに成功。
気がつけば12時!悪いことは忘れてさ〜寝よ〜っと。

5月3日(月) 曇り
 今日は仕事をした。4時に打ち切り家族と浜松市街へ繰り出すことにした。浜松祭りの期間中(3〜5日)は3時以降中心部への車の乗り入れはできない。各町内から御殿屋台が集結してくるからである。浜松駅の1つ静岡寄りの天竜川駅から乗って行く事にした。駅ビルだけあって改札を抜けるとすぐにエレベーターに乗り8階へ。
あら〜 もう終わっている!やまはるの奥さんが「渡邊さん、5時までだよ。」時計を見るとすでに5時40分であった。
「電気ももう消すよ。」
「それじゃ写真もとれないね。」
「それならこれ貸してあげるから明日朝開店前に撮れば?」
そういって貸してくれたのが関係者のパスであった。東京ドームやナゴヤドームの蘭展でもたまに借りて出入りしているのだが、いつもお世話になりっぱなしである。
「9時ごろから撮ればなんとかなるでしょう。私もそのころには来るから。」
「じゃそのとき入賞者リストもお願いします。」
書き忘れたがデジカメもオークションで買って、すでに届いていた。
街で御殿屋台の引き回しを少し見て晩御飯を食べ家に帰ったのは10時であった。
明日は早く起きて写真を撮りに行かなきゃな〜。

5月2日(日)
 今日は浜松駅ビルメイ・ワン蘭展の搬入日だ。1時までに浜松中央花卉市場まで持って行かなければならない。
温室の中をもう一度よ〜く見てみる。狭い温室の中にギュウギュウ詰めてあるので葉の影に隠れてひっそり咲いているゲテをいくつか発見。しめて14点になった。まず支柱を立てて花の向きをそろえる。胡蝶蘭など鉢の外へ根が飛び出しているものは2回り大きなプラ鉢へ押し込めて完了だ。それ以外の素焼き鉢のものは汚れを落とさなければならない。バケツに水を張りその中へ1分ほど漬けておく。それから束子でゴシゴシ擦って綺麗にするのだが、これがまた一苦労だ。12時半に浜松中央花卉市場に持っていく。ワゴン車にみんなの分を積み天野氏が運んでくれた。
温室の中はほとんど花がなくなりなんとなく寂しいが、まだ、バンダやドラキュラが咲いている。
バンダは根がグシャグシャで見苦しく、ドラキュラは環境が変わると花が1日で萎れてしまう。蘭展の展示には向かない種だといえよう。
そろそろ水遣りをしたいのだが内張りをすべて取ってしまいたいのでビニールがカラカラに乾くまで我慢してもらうことにした。

5月1日(土)
 今日から5日まで5連休である。今日は自宅のPCだけでも直したいと思っている。札幌では世界蘭展が始まるし、ネット仲間の楽しいBBSも読んで喜びを分かち合いたいものだ。朝からランボードとケーブルを取り替える。メモリーの増設やUSB1.1から2.0への交換などでPCの本体を開けるのも慣れたものだ。すぐ交換完了。さてこれでOKのはずだ。早速ネットに繋げてみる。???だめだ!前と全然変わらんじゃん。こりゃランボードやケーブルじゃないな〜。
取りあえずランボードのメーカーへ電話をしてみる。今日を逃すと6日までお手上げ状態になってしまう。
M社の方が言うには「私もなりました。何らかの拍子でなってしまいます。とにかくネットワークコンポーネントを入れなおすかOSの再インストールしないと直りません。確率は半々ですね。私のところではサポートできませんのでPCメーカーのほうに聞いてください。」だって。それではとF社へ電話する。「お使いのOSは98ですね?」「いやMEに換えてありますが・・・」「出荷したOSでないとサポートできません。マイクロソフトのほうへお願いします。」おいおい・・・
今度はマイクロソフト社へ。「現在XPの無料サポートを行なっています。ME、98のサポートは終了しております。」
ゲゲゲ・・・なんてこった!困ったな。2台ともネットに繋がらないからやり方を検索しようもないし・・・
そういえば親戚の伯父さんが持っていたな。ちょっと借りに行こう。伯父さんの家は歩いて15分のところにある。
早速ネットで検索。あるある。同じことで苦しんでいる人がやはりいる。プリンターにおとしてまた自宅へ。
ネットに書いてあった通りにネットワークコンポーネントを入れ替えてみる。
しかし前と同じであった。残り50%か?そういえば一生(息子)の同級生のお父さんが詳しかったな。聞いてみよ〜。
電話をかけるとちょうど在宅中であった。ラッキー。「今から行って診てみますよ」「お願いします。」
事情を説明すると設定からレジストリまでサクサクと診てくれた。「異常はないみたいですね。OSの再インストールするより他に方法がないようです。」ガックリ。最後の頼みの綱もダメだったか!結局は再インストールか。
気がつけばもう晩である。
温室に入る。バルボとフラグミが開いている。これで10点。搬入はあすだ。これだけあればいいかな?